紛争の内容
後方からの車両追突された事故。被害者は頸椎捻挫,腰椎捻挫の傷害を負われました。
事故から6か月経過しても肩や腰の痛みが取れず,相談を受け,受任致しました。

交渉・調停・訴訟などの経過
その後約5か月治療を継続してもらい,医師と相談の上,症状固定しました。弁護士が代理人として,自賠責への被害者請求をして,後遺障害14級の認定を得ました。
後遺障害の認定を受けたことを前提に未払いの治療費,通院慰謝料,逸失利益,後遺障害慰謝料等を計算し,相手方保険会社に請求しましたが、示談は成立しませんでした。
その後,紛争処理センターへの斡旋申立てをし,裁判基準による賠償額で示談することができました。

本事例の結末
①自賠責から支払われた75万円(後遺障害14級),②相手方保険会社から支払われた280万円の合計355万円の賠償金を獲得することができました

本事案に学ぶこと
治療継続中に早期にご相談をいただけたことで,治療の経過を確認しながらスムーズに手続きを進めることができました。