埼玉交通事故解決事例06

■紛争の内容
横断歩道上で歩行者が右折してきた自動車に衝突されたという事案です。
約8ヶ月にわたって治療をされましたが、腰痛、下肢痛、跛行が残るものとして、また、局部に強固な神経症状を残すものとして、後遺障害等級12級が認定されました。

■交渉・調停・訴訟等の経過
当初、自賠責での後遺障害等級は、14級が確実と思われたものの、12級が認定されるかは微妙なところでした。
しかし、必要な各種資料を準備し、症状についての説明ができるようにした結果、12級が認定されました。
この後遺障害等級の認定を受けて相手方保険会社と交渉することとしました。
当初、相手方保険会社は、逸失利益について100万円以上低い金額を提示してきましたが、こちらが根拠を付けて説得した結果、逸失利益については100万円以上の増額を認めてもらうことができ、慰謝料なども約5%の増額を認めてもらうことができました。

■本事例の結末
合計約1000万円の損害を認めてもらいました
このご依頼者はご自身の保険会社の弁護士費用特約を利用されましたので、増加分を含む相手方から得た賠償金は、全額ご依頼者様のお手元にお返しすることができました(治療費は除く)。

■本事例に学ぶこと
保険会社は、いわゆる裁判基準に該当する金額をなかなか出してきませんが、説得力ある資料を出し、粘り強く交渉することで、裁判基準に近づけて解決することも可能です。

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