紛争の内容
信号待ちをしていた際、後方から追突を受けたという事案です。
約7カ月にわたって治療され、保険会社から提案を受けた時点で、慰謝料について疑問があるということで来所され、ご依頼を受けた事案です。

交渉・調停・訴訟などの経過
保険会社への受任通知の連絡後、休業損害と慰謝料について、こちら側の提案を行いました。
これに対して保険会社は、休業損害については満額認めたものの、慰謝料については、いわゆる赤本(裁判所)基準の80%程度を提示してきました。
被害者側としては赤本基準が譲れないことを主張し、紛争処理センターへの申立をせざるを得ないことを保険会社に伝えたところ、赤本基準の約96%の金額まで提案をあげてきました。

本事例の結末
今後の紛争処理センターでかかる時間を考えると、保険会社の提案も十分検討の余地があったことから、結局、その金額で和解することになりました。
ほぼ被害者側の提案通りの和解結果で、慰謝料については、初回提案よりも30万円増額となりました。

本事例に学ぶこと
弁護士による交渉でも、保険会社は、いわゆる裁判基準をなかなか出してきません。
粘り強く交渉することで、ほぼ裁判基準と言い得る金額まで認めてもらえる可能性がでてきます。