紛争の内容
依頼者様は、深夜に走行中、後方から接近してきたタクシーに煽られ、壁に衝突してしまいました。
その後、タクシー会社と交渉したが、事故を否認され、依頼者様は、ご自身の過失がないにもかかわらず、高額な修理費用を自己負担しなければならないという精神的・経済的負担に直面し、途方に暮れて当事務所にご相談にいらっしゃいました。

交渉・調停・訴訟等の経過
o ドライブレコーダーを解析し、加害者の過失を裏づけました。
 その上で当事務所は直ちに加害タクシー会社およびその保険会社に対し、損害賠償請求を行いました。当事務所が提示した揺るぎない証拠と、裁判も辞さないという毅然とした姿勢により、相手方は最終的に当方の主張を認めました。

o 調停や訴訟に移行することなく、交渉のみで和解が成立しました。

本事例の結末
依頼者様の車両の修理費用全額について賠償金が支払われる形で、紛争は完全に解決しました。
依頼者様は、当初は諦めかけていた多額の修理費用を自己負担することなく、被害が完全に回復したことに大変安堵されました。

本事例に学ぶこと
諦めない姿勢: 一見して解決が困難に見える事案でも、適切な対応と粘り強い努力が重要です。

弁護士 申 景秀