紛争の内容(ご相談前の状況)
依頼者Cさん(20代・男性・会社員)は、会社の車で業務を終え、路上に停車していたところ、後方から来た車に追突されるという事故に遭われました。
Cさんにとって、このような事故は初めての経験でした。事故の直後から首と腰に痛みが出始め、翌日には整形外科を受診し、頚椎捻挫・腰椎捻挫(いわゆる「むちうち症」)と診断されました。
幸い、お身体は動く状態でしたが、これからどうなるのか、手続きはどうすれば良いのか、全く見当がつきませんでした。すぐに相手方の保険会社担当者から連絡がありましたが、専門用語を交えた一方的な説明に、Cさんは戸惑いと不信感を覚えました。
「仕事も忙しいのに、この先ずっと自分で交渉や手続きを続けていくのは、精神的に大きな負担だ…」 「今後の流れも分からず不安。トラブルになる前に、最初から専門家に全て任せたい」
そう考えたCさんは、事故後すぐに当事務所にご連絡くださり、ご依頼いただくことになりました。
交渉・調停・訴訟等の経過(当事務所の対応)
ご依頼後、当事務所は直ちに相手方保険会社へ受任通知を送付し、物損・人損に関する今後の全ての連絡窓口は当事務所が行うことを明確に伝えました。
これにより、Cさんのもとへは保険会社から一切の連絡が入らなくなりました。
Cさんに行っていただくことは、お身体の治療に専念し、月に一度、弁護士にお身体の状況を報告していただくだけです。
当事務所の弁護士は、Cさんが安心して治療を受けられるよう、以下の対応を全て代理で行いました。
物損(車両損害)の交渉: 修理費用の協定を速やかに完了させ、スムーズに車両の修理が行われるよう手配しました。
治療中のサポート: 適切な頻度で通院できるようアドバイスし、保険会社からの不当な治療費打ち切りの打診などがないよう、常に相手方担当者を牽制しました。
症状固定後の交渉: 約5ヶ月の治療を経て症状が落ち着いた(症状固定)後、後遺障害診断書の手配(今回は非該当)を行い、これまでの治療実績やCさんの精神的苦痛を基に、「裁判基準(弁護士基準)」で損害賠償額を算定。速やかに保険会社へ請求書を送付し、示談交渉を開始しました。
本事例の結末(結果)
示談交渉はスムーズに進み、当方の請求どおり、保険会社が内部的に算定する基準を大幅に上回る「裁判基準」満額での慰謝料を含む、損害賠償金を受け取る内容で、無事に示談が成立しました。
Cさんには、事故直後からご依頼いただいたことで、一度も相手方保険会社と直接話すことなく、約5ヶ月間、ストレスフリーで治療に専念していただくことができました。
「当初の不安が嘘のように、全てスムーズに進めてもらえて本当に助かりました。専門家にお任せして心から良かったと思います」
本事例に学ぶこと(弁護士からのアドバイス)
交通事故の対応で最も大きな負担となるのは、相手方保険会社との交渉や手続きそのものです。
特に、お仕事を抱えながら、お身体の痛みに耐えて、不慣れな交渉をご自身で行うのは大変なストレスとなります。
本件のように、事故に遭われた直後の段階で弁護士にご依頼いただくことには、非常に大きなメリットがあります。
それは、賠償金が増額される可能性が高いこと以上に、「交渉や手続きの一切から解放され、安心して治療に専念できる」という、金銭には代えがたい「安心」を手に入れられることです。
弁護士が最初から介入することで、その後の流れを見通し、依頼者様にとって最適な行動をアドバイスできるため、結果的にスムーズかつ有利な解決につながりやすくなります。
もし交通事故に遭われたら、「まずは弁護士に連絡して、今後の流れを聞いてみる」という選択肢をぜひ思い出してください。
早期のご相談が、心身のご負担を最小限に抑え、最良の解決を得るための第一歩です。