紛争の内容
  依頼者Aさん(女性 50代)は、埼玉県上尾市内の道路で運転中、交差点の信号待ちで追突をされました。幸いにも骨折はなく、頚椎捻挫、腰椎捻挫(いわゆるむちうち症)の傷害で済み、その後、約6ヶ月治療をして、保険会社から損害賠償額の示談の提示がありました。

経過
  依頼者は、示談の金額が正当かどうか知りたい、無職であり、主婦をしているが休業損害はでないのかということで相談されました。
 分析の結果、保険会社の提示は、慰謝料が「赤本」(裁判基準)に満たない数字で少ないのと、主婦としての休業損害が全く考慮されていませんでした。

 そこで担当弁護士はすぐに保険会社と、「赤本基準」で交渉を開始、ほぼ満額での回答を得ました。
また、休業損害については、主婦業としての金額を計算し、通院回数をベースに交渉し、依頼者が満足する金額の提示がありました。結果的に、120万円の保険金となりました。

本事例に学ぶこと
  保険会社から示談(損害額)の提示があったら、必ず弁護士に相談することをおすすめします。
  主婦の場合も休業損害も請求可能ですので、きちんと請求するべきです。