紛争の内容
依頼者の方は、大雨の中、幹線道路を走行していました。
その最中、隣の車線の水しぶきにより視界が数秒間奪われ、停止してしまいました。
そうしたところ、後ろからトラックに追突されました。

依頼者の方の車両は大きく損傷し、また、頚椎と腰椎を捻挫しました。
治療が終わったあと、損害賠償の内容についてご相談にいらっしゃいました。

ところで、依頼者の方が加入している自動車保険には、「弁護士費用特約」が付帯されていました。そのため、特約を使用することにより、弁護士費用を自己負担することなく、事件の依頼をすることができる状況でした。

車両の物損、および、人身損害の交渉について、当事務所でのご相談後、弁護士費用特約を利用してのご依頼を受けました。

交渉・調停・訴訟などの経過
本件では、過失割合について大きな隔たりがありました。
そのため、時間をかけたとしても、相手方との合意点を見つけられるかは不透明な状況でした。

そこで、本件では、訴訟提起をしました。
訴訟では、やはり大きな争点は過失割合となりました。

こちらからは、保険会社が取り付けた車両の解析結果などを提出して、立証を重ねていきました。

本事例の結末
この事件は、高等裁判所での控訴審で和解の話し合いがあり、そこで和解が成立しました。

本事例に学ぶこと
本件で悔やまれたのは、ご相談にお越しいただくタイミングでした。
ご相談にいらっしゃったときには、既に治療が終了していましたが、通院の頻度や期間などから、実際のお怪我の程度よりも軽く見られてしまいました。

もし、弁護士が治療の最中に介入していれば、通院のペース等についても助言することが可能でした。

当事務所では、無料で10分程度の電話相談もおこなっています。
依頼するかどうかは別として、事故に遭われたら、まずは早い段階で弁護士にご相談いただくことをおすすめします。

弁護士 赤木 誠治