紛争の内容
依頼者様は、交差点で停止中、勢いよく左折してきた車が曲がりきれず、正面からぶつかられました。車は希少なスポーツカーでしたが、無残にも全損となってしまいました。怪我は、腕の橈骨を骨折してしまいました。
一人では保険会社と話し合いが進まないとのことでご依頼を受けました。

経過
1 物損は、スポーツカーが年式が古いと言うことで、保険会社は、購入額の10%しか提示してくれませんでした。そこで、弁護士が車の希少性を調査し、資料を提示の上で保険会社と交渉しました。
結果的に、当初提示よりも70万円の増額で示談することができました。

2 怪我については、治療に1年がかかり、後遺障害は14級9号が残りました。それを前提に保険会社と示談交渉し、交通費、慰謝料、逸失利益、後遺障害慰謝料ともれなく請求し、合計で450万円の保険金を取得しました(14級で高額賠償となったので、年収が高い方であったことも要因)。

本事例に学ぶこと
 大きな事故の場合、後遺障害も残りやすいので、保険会社との賠償の話はご相談ください

弁護士 申 景秀