自転車と車の物損事故で、１０万円の請求をされていたところ、逆に３万円をもらい解決できた事例

紛争の内容
　　依頼者（７０代　男性　Aさん）は、高校生が乗る自転車と、運転中に衝突しました。事故態様はお互いによく覚えておらず不明点が多い中で、相手の保護者からAさんは、一方的に１０万円の損害を請求されていました。
　Aさんは、法律も制度もよくわからないということで、ご紹介で当事務所にご相談にこられました。

経過
　　弁護士が受任後事件を精査したところ、相手の損害は１０万円もないこと、また、Aさんの損害を請求できる可能性がある可能性がでてきました。そこで相手の保護者と交渉・説得したところ、相手も弁護士に相談した結果不利であることがわかったようで、Aさんに３万円を払うことで合意してもらえました。

本事例に学ぶこと
　　損害が少額の事件でしたが、Aさんは弁護士特約を使用したので、自己負担なしで弁護士に依頼できました。弁護士特約には万が一のために加入したほうが良いと考えます。

弁護士　申　景秀