青信号で横断歩道を渡る歩行者と、赤信号無視の四輪車の事故

 

青信号で横断歩道を渡る歩行者と、赤信号無視の四輪車の事故の場合の過失割合を解説します。

★信号
車:赤
歩行者:青

基本過失割合

基本過失割合は、100(車)対0(歩行者) です。

※青信号で横断を開始した歩行者が、黄信号に変わった時点、赤信号で進行してきた車に衝突された場合も、この基準が適用されます。

※車は、赤信号の場合には所定の停止位置を超えて進行してはいけません(道路交通法施行令2条1項)。したがって、これに違反する車との関係では、青信号で横断歩道上を横断する歩行者は保護されなければなりません。青信号にしたがって横断している歩行者には、原則として左右の安全確認義務はないと考えられています。

事故のパターン別過失割合一覧

■四輪車同士の事故
一方に一時停止の規制がある場合の過失割合(信号機無し)
交差点における右折車と直進車の事故の過失割合(ともに青信号)
交差点における右折車と直進車の事故の過失割合(信号なし)

■歩行者と四輪車の事故
青信号で横断歩道を渡る歩行者と、赤信号無視の四輪車の事故
駐車スペース内での、歩行者と四輪車の事故

■単車と四輪車の事故
一方が優先道路の場合