紛争の内容
依頼者の夫婦が運転した車が、大宮駅付近の交差点で赤信号待ちをしていたところ、前方不注意の車に後ろから追突されました。依頼者は、弁護士特約に加入していたので、事故当初から弁護士に依頼をされました。

交渉・調停・訴訟などの経緯
⑴ 夫婦共にむちうちの症状がでていたので、6ヶ月間しっかり治療をしました。その間、保険会社からは、「そろそろ治療を終えたらどうか」との打診があったが、弁護士がしっかり対応し、治療を最後まですることができました。
⑵ 幸い後遺症は残らなかったので、そのまま慰謝料等について保険会社との交渉に入りました。
⑶ 交渉では、慰謝料は裁判基準で請求し、渋る保険会社にも最終的に承諾をしてもらいました。
また、物損部分について、車に修復歴ができてしまい評価がさがった部分も請求しましたが、保険会社は、この部分を頑なに拒否していました。しかし、当方は価値が下がった旨の、自動車査定協会の減額証明を取り寄せる等して、客観的に車の評価価値が下がったことを立証し、修理費の3割分について、評価損を認めさせました(車が比較的新しかったことも影響しています)。

本事例の結末
弁護士が入って、きちんと裁判の基準で、人損も物損も保険金を得ることができました。

本事例に学ぶこと
事故当初から弁護士に依頼をしたら、先を見越してトータルサポートが可能です。
特に弁護士特約がついていたら、積極的にご相談ください。