紛争の内容
 依頼者はタクシー会社。乗務員がタクシでの勤務中に追突され、車が大破。
 タクシーは全損となったが、その価値が問題となった。
 また、タクシーが修理期間中に稼働できないことにより、休車損が発生したが、それも保険会社は、1円もださないと主張した。

交渉・調停・訴訟などの経過
 タクシーについては、中古車市場や備品の値段を丁寧に調べ、きちんとした相場を調査。その結果、当方が納得する車両価値となった。
 また、休車損も、会社の規模や売上などから、1日あたりの損害をはじき出して、保険会社と交渉。

本事例の結末
 結果として、当初の提示より100万円の増額となった。

本事例に学ぶこと
 客観的なデータをもとに交渉することにより、保険会社と有利に交渉することができる。
 逆に、なんの材料もないと、交渉ばかりか裁判も困難。