紛争の内容
 依頼者様(Aさん)は、さいたま市内の交差点で停車中、相手車に一方的に追突されました。
しかし、相手は「無保険」であり、自賠責保険にしか加入していませんでした。
 Aさんの損害は、幸いにもケガはありませんでしたが、修理費として約30万円がかかりました。しかし、相手が無保険のため(自賠責保険は、物損には適用されない)、直接回収するしかありませんでした。
 そこで、相手と直接話をするのは怖いということで、グリーンリーフ法律事務所にご相談されました。

交渉・調停・訴訟などの経過
 弁護士が委任を受け、相手に請求をしましたが、相手は「資力が無い」として、取り合おうとしませんでした。そこで、訴訟提起をしたところ、相手が「分割で払う」ということでしたので、分割の合意をしました。
 その後、月3万円を10ヶ月間払ってもらいました。

本事例の結末
 分割が長くなりましたが、合計30万円を回収しました。

本事例に学ぶこと
 本件は、弁護士特約を利用しました。特約がないと、弁護士費用で「赤字」になってしまうので、ご依頼は受けられません。こうした時のために、弁護士費用特約は、加入するメリットがあると言えます。

弁護士 申景秀