紛争の内容
依頼者は、自動車を運転中、一時停止を無視して進んできた相手方自動車と交差点内で衝突する交通事故に遭ってしまいました。どうやって交通事故に対する対応をしていけば良いのか不安を感じ、弁護士に依頼されるに至りました。

交渉・調停・訴訟等の経過
まずは、確実に怪我の治療をしていただくことが最優先です。毎月、痛みの状況・通院の状況等、治療経過を聞き取り、保険会社に対して治療継続の必要性を強く主張していきました。きちんと治療状況を把握した上で、保険会社と交渉を続けたため、保険会社からむやみに治療費用支払の打切りを回避することができました。その結果、幸いにも、後遺障害も残らず、怪我から回復することができました。
次に、損害賠償についての交渉をしていきました、具体的に、根拠を踏まえた合理的でありながら、依頼者に最大限有利な内容での詳細な主張をしていきました。

本事例の結末
最終的には、依頼者にとって満足のいく、通院慰謝料・休業損害を獲得することができました。

本事例に学ぶこと
交通事故の初期から相談いただくことで、安心して治療に専念することができます。また、損害賠償金額の交渉にあたっても、弁護士に依頼して専門的知見を基に交渉を進めてもらった方が圧倒的に有利です。特に弁護士費用特約を付けた自動車保険契約を結んでいる場合、弁護士に依頼することを強くおすすめします。

弁護士　平栗 丈嗣