紛争の内容
ご依頼者様は赤信号で停止中のところに相手方車両に追突され、お怪我をされました。
この事故により、ご依頼者様は、打撲や捻挫等のお怪我をされ、約半年間通院されました。
通院が終わり、後遺障害が残るとのことでしたので、後遺障害申請を行い、後遺障害14級が認定されました。

交渉・調停・訴訟等の経過
後遺障害14級が認定されましたので、当方で損害額を計算しました。
具体的な費目としては、傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、後遺障害逸失利益などでした。
当方の計算の結果、金額が総額で250万円ほどになりましたので、この金額を相手保険会社に請求しました。

これに対し、相手保険会社は、傷害慰謝料について、当方の請求額の8割を支払うと回答してきました。
当方は、示談交渉での解決の必要性・有用性、場合によっては訴訟等もあり得ることを強く主張し、慰謝料の増額を求めました。

本事例の結末
当方の主張を受けて、相手保険会社も譲歩し、慰謝料については当方の請求額の92%を認めると回答しました。
また、他の費目も合わせて、総額で当方の請求額の9割以上を先方が支払うという内容で示談を成立させることができました。

本事例に学ぶこと
示談交渉ですと、相手保険会社は、こちらの請求額の8割程度しか認めないと当初は回答してくることが多いです。
しかし、そのような場合でも、示談交渉での解決の必要性・有用性や訴訟の可能性もあること等を強く主張することで、相手の保険会社も譲歩し、こちらの請求額の9割以上を認めるということで示談を成立させることができることがあります。

弁護士 権田 健一郎