紛争の内容
本件の依頼者様は、70代の男性です。ある日、ご自身の自転車で外出されていた際、不運にも自動車との接触事故に巻き込まれてしまいました。
ご高齢ということもあり、ご家族も含めて大変心配されましたが、不幸中の幸いで怪我の程度は軽く、いわゆる「軽傷」で済んだ事案でした。
依頼者様ご自身も「大きな怪我にならなくて本当に良かった」と胸をなでおろしていらっしゃいましたが、同時に、加害者側の保険会社とのやり取りに大きな不安を抱えておられました。
軽い怪我だからこそ「あまり大げさにするのも気が引ける」「保険会社の担当者の言う通りにサインして終わらせた方がいいのではないか」と遠慮され、適切な補償を受けられないまま示談してしまいそうな状況にありました。
交渉・調停・訴訟等の経過
依頼者様からご相談を受けた当事務所の弁護士は、まず何よりも事故の恐怖やその後の不安に寄り添い、丁寧にお話を伺いました。
その上で、怪我が軽いからといって、事故のショックや通院の負担がゼロになるわけではないことをお伝えし、保険会社との煩雑な交渉をすべてお引き受けすることとなりました。
実際に加害者側の保険会社から提示された当初の賠償額は、いわゆる「任意保険基準」と呼ばれる非常に低額なものでした。
弁護士はこれに対して、過去の裁判例に基づいた適切な基準(裁判基準)で算定し直し、依頼者様が受けた精神的・肉体的な負担に見合う正当な慰謝料を支払うよう、保険会社に対して強く交渉を行いました。ご依頼後は弁護士が窓口となるため、依頼者様は日々の煩わしい電話対応から解放され、安心して平穏な日常生活を送っていただくことができました。
本事例の結末
弁護士が粘り強く交渉を重ねた結果、最終的に長引く訴訟に発展することなく、示談交渉のみで70万円の賠償金を獲得することができました。
当初の保険会社からの提示額から大幅な増額となり、依頼者様からは「怪我が軽かったので諦めかけていたが、専門家に任せて本当に良かった。
金額的な満足はもちろん、何より精神的な安心感が大きかった」と、大変温かい感謝のお言葉をいただくことができました。
本事例に学ぶこと
交通事故における賠償金は、単に怪我の程度だけで決まるものではありません。
軽傷であったとしても、突然の事故による恐怖や通院の手間、そして日常生活に生じた支障は、正当に評価され、賠償されるべきものです。
特にご高齢の方や、心優しい方ほど、「軽い怪我だから」とご自身を納得させ、保険会社の提示する低い金額で示談してしまうケースが後を絶ちません。
しかし、保険会社はあくまで自社の基準で金額を提示してくるため、それが法的に適正な金額であるとは限らないのです。
少しでも「この金額で本当にいいのだろうか」「相手との交渉がストレスだ」と感じられた場合は、示談書にサインをする前に、ぜひ弁護士法人グリーンリーフ法律事務所にご相談ください。
法律の専門家が介入することで、正当な賠償金を獲得できるだけでなく、示談交渉という重荷から解放され、心やすらぐ日常をいち早く取り戻すお手伝いをさせていただきます。














