紛争の内容
後方からの車両追突の事故です。被害者は運転手の夫、助手席に乗車していた妻の2名で、夫については車両の損害額について、妻については休業損害の範囲が争いとなり、受任に至りました

交渉・調停・訴訟などの経緯
物損については、修理費、レッカー代、レンタカー代の他、修理費用の15%ほどの車両の評価損を自己の損害に含める内容で交渉により示談しました。
妻の人損については、交渉では折り合わず、交通事故紛争処理センターに斡旋申立てを行いました。

本事例の結末
妻は専業主婦でしたが、通院期間中に家事が出来なかったことを詳細に説明し、回復の程度に応じて、保険会社の提案の数倍の休業損害が認められました。

本事例に学ぶこと
専業主婦の場合にも、同姓の平均的な収入をもとに、活動できない期間について粘り強く説明することで、休業損害を大幅に増額することができました。