11か月治療後、後遺障害14級の認定を受け、紛争センターで示談が成立した事例

紛争の内容
後方から車両追突された事故。被害者は頸椎捻挫，腰椎捻挫の傷害を負われました。
事故から６か月経過しても肩や腰の痛みが取れず，ご相談を受け，ご依頼いただきました。

事件の経過
その後約５か月治療を継続してもらい，医師と相談の上，症状固定となりました。弁護士が代理人として，自賠責への被害者請求をして，後遺障害14級の認定を得ることができました。
後遺障害の認定を受けたことを前提に未払いの治療費，通院慰謝料，逸失利益，後遺障害慰謝料等を計算し，相手方保険会社に請求しましたが，示談が成立しませんでしたので、その後，紛争処理センターへの斡旋申立てをしました。同センターで、裁判基準による賠償額で示談することができました。

本事例の結末
①自賠責から支払われた75万円（後遺障害14級），②相手方保険会社から支払われた280万円の合計355万円の賠償金を獲得しました。

本事案に学ぶこと
治療継続中に早期にご相談をいただけたことで，治療の経過を確認しながらスムーズに手続きを進めることができました。